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二所ノ関部屋

(スポーツ)
にしょのせきべや

二所ノ関部屋は、かつて日本相撲協会に存在した相撲部屋の一つ。
明治時代から続く部屋で、8代目の元大関佐賀ノ花の時代に横綱大鵬や大関大麒麟らを育てて黄金期を迎える。また二所ノ関部屋から独立した花籠部屋、片男波部屋、佐渡ヶ嶽部屋から横綱が相次いで誕生し、一門として隆盛を極めた。
8代目の没後、正式に後継者が決まるまで、6代二所ノ関(玉錦)の弟子で二所ノ関一門の最長老であった湊川親方(十勝岩)が暫定的に9代二所ノ関を引き継ぎ、後継争いの末、8代目の娘婿となった元関脇金剛が10代二所ノ関として部屋を継承。
10代二所ノ関が2012年秋に脳梗塞で倒れて入院し、病気療養が長引き部屋経営が困難となったことから、2013年1月場所限りで部屋を閉鎖することとなった。これを受けて大相撲1月場所終了後の1月28日、10代二所ノ関と部屋付きの年寄である北陣(元麒麟児)、湊川(元大徹)及び行司と床山の5名が一門内の松ヶ根部屋へ転籍、富士ヶ根(元大善)は春日野部屋に移籍し、所属力士3名(三段目東十四枚目・龍帝、序二段西四枚目・八剱、序ノ口西二枚目・笠力)は全て引退することが日本相撲協会理事会で承認され、100年以上に亘る部屋の歴史に終止符が打たれた。

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