日米学生会議は1934年、満州事変以降失われつつあった日米相互の信頼回復を目指した日本人学生たちにより創設された。
この日本初の国際的学生交流プログラムは「世界の平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」という創立当時の理念に基づき、様々な試練を生き抜き現在まで継続されてきた。
日米学生会議は創立以来、学生の相互理解と友情、信頼関係を醸成し続け、毎夏日米交互で行われる約一ヵ月間の会議は、すべて学生の手で企画・運営されている。
日本側では元内閣総理大臣の宮澤喜一氏、アメリカ側では元国務長官のヘンリー・A・キッシンジャー氏など過去に優秀な人材を多数輩出している。
Japan-America Student Conference, 略称JASC.