三十三観音作成第10弾。28~30番目。 ㉘ 馬郎婦観音 ㉙ 合掌観音 ㉚ 一如観音 ㉘ 馬郎婦観音 馬郎婦*1観音 沓*2を履いている 仏教を広めるため、絶世の美女の姿で現世にあらわれ、馬*3氏の妻となった観音。 仏教由来ではなく、中国、唐の伝説によるもの。 美女ゆえに、求婚者が数多くいた。 そのなかに、法華経を誦する馬氏の郎という若者がおり、美女の嫁入りが決まった。 しかし婚礼の夜、美女が急死。 後日、老僧が馬を訪ね、埋葬した棺を開けてみると、黄金の骨が出てくる。 「婦人は観音に戻り、ここから天空へ飛び去った」というもの。 天女のようないでたちで、素足ではなく沓を履いています。 (画像では…