いまも存続していれば… 地理院地図の陰影起伏図や傾斜量図といった、土地の凹凸を表現する地図を使うと、鉄道の廃線跡は比較的よくわかります。 廃線跡を活かしてサイクリングロードに(地理院地図を加工) 鉄道は、鉄輪と軌道の組み合わせにより摩擦が少ないため、大量輸送が可能な代わりに勾配には弱いのです。そのため線路を建設する際は、切土や盛土で地形を改変し、勾配をできるだけ緩和します。 しかし、地形を改変すればするほど、建設費は増加します。建設費を抑えるため、勾配に強い交通機関を求めるのであれば、摩擦の大きなゴムタイヤを採用したモノレールや新交通システムがよいでしょう。地形の改変が少なく済みます。 ですの…