そもそもが、わたしの場合この小説を手に取ったのが、 舞台が中国、ってことで、読み始めてます。 まぁまぁ、だいたい中国に関する本はそれだけで 気がひかれて、買っちゃうというか手に取るというか。 そんな感じですが、その度合いもちょいと異常です。 となれば、この小説への関心もそこにあります。 満州が舞台。中国小説で東北地方が舞台となるのはほぼ 戦争を背景にしてのこの時代です。 ただ、今回がちょいと他とは違ってるのは、戦争のみ 或いは戦争の結果をそこを舞台に書いてるわけではない。 これが、新しかった・・・かな。 さて、中国・東北、李家鎮 リ・ヂャ・ヂェン 鎮は、中国の行政区分の中ではわりと田舎?のこと…