日本現代音楽協会『日本作曲年鑑2022』が届く。ざっと400人近い作曲家の1000曲ほどの新作初演のデータが載っている。ここには、初演の都市名も記載されているので、熊本でどれくらい初演されているのだろう、と思って見てみる。ほとんどが東京なのは当然として、それでも日本全国各地で新作初演があることに気づく。豊中での初演は結構多い。しかし、熊本は全然出てこない。なんと1作品のみだった。 出田敬三作曲《明日への扉ー祝い詩》(平成音楽大学創立50周年記念) 熊本は書店とか古本屋とか見る限り、かなり文化度高いなー、という印象があるのだが、こと現代音楽に関してはシーンが少ないのかなぁ。でも、今年度から作曲家…