土曜の朝の阪大構内は、授業に急ぐ学生さんに混じって、たまのお休みをゆっくり過ごそうと思う方々の恰好の散策場になっています。 通称、中山池は水鳥が北に渡ってさびしくなってしまいましたが、六甲山を遥かに臨めるスポットとしてお勧めです。 グランドでは若者たちが声を嗄らさんばかりに溌剌とプレーしている姿がありますし、片隅では、まだユニフォームを着てない新入生たちが並んでクラブ勧誘に応じている様子が見られました。 受験勉強から解放された喜びと、これから始まる希望がグランド全体から感じられて、こっちまで胸が熱くなってしまいます。 と同時に、あのころ、自分は何をしていたのだろうと考えずにはおれなくなりました…