北海道紋別郡遠軽町にある私立の児童自立支援施設。
1914年(大正3年)、留岡幸助が東京府巣鴨村に創設した家庭学校の分校として開設した。
入所定員は85名で、小学生から中卒生までの少年(男子のみ)が敷地内にある8つの夫妻制寮舎で共同生活をしている。
塀や柵のない開放処遇を採用し、439ヘクタールの広大な森の敷地には礼拝堂、本館、体育館、寮舎、給食棟のほか、牛舎やバター製造舎、味噌醸造場など31棟の施設が点在する。教育の一環として園芸、土木、塗装、酪農など多分野にわたる生産活動を行なっている。
卒業生総数は2007年10月現在、2288人にのぼる。