ペンギンドクターより その2 次に前回一部述べた大西広を登場させます。略歴は前回送信したので省略します。 ▼大西広『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(講談社+α新書、2023年9月20日第1刷発行)。コピーは帯のそれは繰返しになりますが、再録します。さらに裏表紙のコピーを追加します。 人間の数が減ればどういうことになるのか、どういう打撃をこうむるのかについて、私たちは永らく無関心でいましたが、人口減はその深刻さを認識させつつあります。最近は政府でさえ「人間への投資」を主張するようになっています。しかし、日本社会の基本は全然その方向に進んでいません。実質賃金は30年近くも減少し…