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牧野信一

(読書)
まきのしんいち

作家名: 牧野 信一
作家名読み: まきの しんいち
ローマ字表記: Makino, Shin'ichi
生年: 1896-11-12
没年: 1936-03-24
人物について: 神奈川県足柄下郡小田原町生まれ。大学卒業後、同人誌「十三人」を創刊し、『爪』を発表する。これが島崎藤村に認められ、その藤村の紹介で「新小説」に『凸面鏡』を発表。代表作に『父を売る子』『鬼涙村』。神経衰弱から、1936年3月24日、小田原の実家で自殺。

青空文庫より

ギリシア牧野と呼ばれ、幻想的な作風と私小説的な作風を兼ね備え、宇野浩二、葛西善蔵らと石川淳、太宰治、坂口安吾*1 *2といった世代の作家の間を考えるうえで重要な作家。

*1:1931年10月〜32年3月雑誌「文科」を創刊・編集。河上徹太郎、中島健蔵、小林秀雄、三好達治、坂口安吾らを執筆陣として迎えた。

*2:坂口安吾が1947年に発表した「オモチャ箱」は三枝庄吉という名前で牧野信一の自殺までを描いた短編である。

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