散歩途中のコンビニで『文芸春秋』8月特大号を購入。この号は1500円になっていて驚いた。文春はコロナ禍の間に、菊池寛の創業から100周年を迎えたことを理由に1年間の大型企画を組んで、3桁であった価格の1200円への値上げを読者に納得させ、そしてとうとう1500円にまでしたのだ。したたかである。優れた企画を連発できるかが、この雑誌の浮沈の鍵だろう。 文藝春秋2023年8月号[雑誌] 作者:藤原正彦,船橋洋一,塩野七生,西川美和,保坂正康,佐藤優,鹿島茂,清武英利,京極夏彦 文藝春秋 Amazon 「現代の知性24人が選ぶ 代表的日本人100人」という大型企画を読み始めた。 「日本人のアイデンティ…