退職して以来、図書館にはお世話になりっぱなしで、借りた本を返しに行って、その足でまた借りてくるという無限ループを実行中で、自分にとっての図書館は、まさに無料の貸本屋だなぁと思っているきょうこの頃ですが、その思いがタイトルの本があります。 「図書館に通う」サブタイトルが、" 当世「公立無料貸本屋」事情 " 著者は 宮田 昇。児童文学の翻訳や自らも児童文学作家として活躍され、著作権コンサルの会社を運営するなど、本に関する仕事をされてきました。 著者は1928年11月生まれ。本書の出版は2013年5月ですので、著者84歳での著作ということになります。 本書は、著者のキャリアを通しての図書館のあり方を…