かつて名鉄に存在した路線。廃止時の運転区間は忠節−黒野間 12.7km。
忠節で岐阜市内線に接続し、直通運転を行っていた。法規上は岐阜市内線が「軌道」であるのに対し、揖斐線は「鉄道」であった。
急行と普通が運転されていたが、近ノ島、旦ノ島に停車するかしないかの違いだけであった。
かつては旧性能車の宝庫であった。
1980〜1990年代に冷房車導入・運転本数増加などの積極投資を行ったものの損益改善傾向はみられず、黒野で分岐していた谷汲線とともに黒野−本揖斐間が2001年10月1日に廃止されたのに続き、残りの区間も2005年4月1日付け(3月31日限り)で他の名鉄の架線電圧600V区間と併せて廃止された。