ちょっと時間があったので、厚木からJR相模線(単線!)に乗って、初めて寒川神社に行ってきた。寒川神社は関東では超有名な神社で、野口晴哉夫人、野口昭子氏のエッセイにも出てくる。 昭子夫人は近衛文麿首相の長女という生粋の華族出身で、旧華族の間でも崇敬されている寒川神社に御祓に行くエッセイを月刊全生で読んだことがある。 野口先生自身はあまり御祓などを好まない人だったようで、長女の夭折後、方位を気にしたり御祓に行ったりした昭子夫人を「責任から逃れようとしている、卑怯だ」と叱ったという(『回想の野口晴哉』)。 それはともかく寒川神社は初詣もすごい人出、各界から、また遠方からも厄除などに参詣者が集まる神社…