SF小説。ライトノベル。笹本祐一著。全4巻。いずれも朝日ソノラマ文庫から刊行された。1984年に刊行された第1作『妖精作戦』は著者の小説デビュー作。
イラストは、初期の版の『妖精作戦』のみ若菜等。それ以外は平野俊弘が担当。
94年に新装版が発売された(上記リストのISBNリンクは新装版のもの)。こちらのイラストは御米椎が担当。
1989年にはNHKFM「アドベンチャーロード」(現在の青春アドベンチャー」)でラジオドラマ化もされた。
ライトノベルの先駆けと言われ、まだライトノベルというジャンルが成立していなかった当時の、少年少女たちに多大な興奮と感動、影響を与えた。
秋山瑞人はその感動を軸の一つにして『イリヤの空、UFOの夏』を書き上げ、『図書館戦争』シリーズの作者、有川浩はこの作品をモチーフに『レインツリーの国』を書くなど、業界内にファンは多い。