サンテックジャパンのデビュー作にしてその名前を(一部に)強烈にアピールした問題作。
SFCどころかFCレベルのグラフィック、成長バランスが悪すぎる「なりわい」システム、声優が島ひろこと犬、破綻したシナリオと電波なキャラと電波なプロデューサー、と一般的にクソゲーと呼ばれる要素を寄せ集めて作ったような作品。
しかし、実のところ、上下スクロールしか無いP.M.L.S.*1は次世代機に於けるRPGでは標準となりつつあるし、D.C.B.S.*2・F.E.C.S.*3による恐ろしくスピード感のある戦闘、そしてなにより「本当に終わったのか?」と不安になるほど速いセーブ速度はストレスとは無縁の世界で、ゲームそのものよりも待っている時間の方が長い大作RPGへのアンチテーゼであったのかもしれない‥‥。
多分気のせいですが。
発売日:1996/12/06
ハード:プレイステーション
メーカ:サンテックジャパン
ジャンル:PRG