竜飛海底駅は、かつて青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線の駅。
青函トンネル内の海底部の区間に設けられている。
避難用などの目的で設置されたもので、一般的な乗降を考慮していないため、ホームの幅は通常の駅と比較して狭い。
見学整理券を持った見学客のみが乗降できるが、地上には出られないため、当駅で再度電車に乗る必要がある。
ピーク時の1989年には約4万人が利用したが、2012年度の利用者は約4,300人にまで減少していた。
2013年度は1日4本の特急列車が停車していたが、2013年11月11日を最後に列車の停車がなくなった。
2014年3月14日限りで廃止となり、北海道新幹線建設のためにホームは撤去され、現在は緊急時の避難所となる「竜飛定点」として機能している。