→ノロ 琉球諸島で地域的祭祀において中心的な役割を果たす神女・祝女。沖縄では「ヌール」「ヌル」と発音される。琉球王朝の時代から存在し、最高神女を聞得大君(キコエオオギミ、またはチフィジン)と呼んだ。 民間の巫女であるユタと異なり、体制に組み込まれた存在だった。 先島諸島では「ツカサ」などと呼ばれる。ヌールは広義のカミンチュ(神人)に含まれる。
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