図書館に予約していた 「下駄で歩いた巴里」林芙美子著を受け取った。 よく読まれていたのか 思っていたよりも手垢がついている風で 発行日を見たら 20年前だった。 林芙美子が旅した紀行エッセイ20篇を 立松和平が編集した。 最後の解説に 立松和平は 「この時代に、私は林芙美子に出会えることを 幸福に思う」と書いている。 読み終えたら 私も立松和平のように 幸福に感じるのかどうか。 それを 読後に又 ここに書こう。 今日も 相変わらずの真昼の粘りつく様な暑さ。 そして 夜の涼しさに ほっと一息ついている。 窓からは 私や私の住処の小屋を照らす 白く輝く丸い月が見えている。