世界の紛争の地がある。 紛争の地にいる人たちがいる。その人たちを、ぜい弱性(vulnerability)や被悪玉化の度合い(scapegoatability)の点から見てみるとどういったことがわかるだろうか。 いま世界においてもっとも被悪玉化の度合い(goatability)が高いものの一つなのが、パレスチナの人たちだろう。 比べてみると、ウクライナの人たちよりも、パレスチナの人たちのほうが、より被悪玉化の度合いが高い。 より深刻なのが、ウクライナの人たちよりもパレスチナの人たちだ。なぜなのかといえば、日本における万博でのほかの国々のあつかいをあげられる。 これから開かれる万博(日本国際博覧会…