競技者として追われる立場になったことでメンクラした少女がそれを愛に変換して奮闘する話。 才能に恵まれた鳶沢みさきは何でも出来たため要領よく飄々として生きて来た。 だがフライングサーカスを始めたことで挫折を経験し、自分の本性が暴露されていく。 鳶沢みさきの本質はメンタルが弱く繊細で感情を拗らせがちな面倒くさい人間だったのだ。 そんな拗らせ女子みさきちを主人公くんは支え、秋の大会では見事に優勝を果たした。 だがそれも束の間、ライバルたちは徹底的にみさきの戦闘スタイルを研究し次々と襲い掛かってくる。 みさきはそれに耐えられずまたもメンクラするが真白ママ牡丹さんが説く「愛」の言葉が救いとなる。 「ライ…