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あさか山浅くも人を思はぬになど山の井のかけ離るらむ

あさか山浅くも人を思はぬになど山の井のかけ離るらむ

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藤壺の宮との密かな逢瀬【源氏68 第五帖 若紫11】藤壺の宮は身体の調子がすぐれず自邸に。罪悪感を持ちつつも 王の命婦に手引きをさせ密かな逢瀬を重ねる

〈古文🪷〉 「少納言の乳母と言ふ人あべし。尋ねて、詳しう語らへ」 などのたまひ知らす。 「さも、かからぬ隈なき御心かな。 さばかりいはけなげなりしけはひを」 と、まほならねども、見しほどを思ひやるもをかし。 わざと、かう御文あるを、僧都もかしこまり聞こえたまふ。 少納言に消息して会ひたり。 詳しく、思しのたまふさま、おほかたの御ありさまなど語る。 言葉多かる人にて、つきづきしう言ひ続くれど、 「いとわりなき御ほどを、いかに思すにか」 と、ゆゆしうなむ、誰も誰も思しける。 御文にも、いとねむごろに書いたまひて、 例の、中に、 「かの御放ち書きなむ、なほ見たまへまほしき」とて、 「あさか山浅くも人…

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