あてぶり

(アート)
あてぶり

舞踊の所作のひとつ。
踊りで歌のせりふのとおりに振りをつけること。

なお、日本舞踊の所作の源は、この「あてぶり」とされる。

あてぶり

(音楽)
あてぶり

音楽に合わせ、楽器を演奏するふりをすること。「当て振り」とも。
「口パク」はすべてCDなどの用意した音源のままだが、「あてぶり」の場合は声(主にヴォーカルのみ、場合によってはヴォーカルとコーラス)は生で、他は用意した音源で、という違いがある。

芸としての「あてぶり」

流れる音楽に合わせて、楽器を弾くふりをする。楽器が弾けないにもかかわらず、それがとても上手に弾けているように、または「もっともらしく見える」ようにする。コントや劇、お笑いなどで用いられる。
エアギターもこれの類似系と言える。

TVの歌番組での「あてぶり」

代表的な例としては、TVの歌番組などで、バンドの演奏シーンは撮影するものの音はカラオケで、バンドメンバーはカラオケに合わせて楽器を弾くふりをし(もしくは音は出さずに弾き)、CDと変わらぬクオリティの音でお茶の間に提供する、というやり方がある。
これは、TV出演というものが主に、発売されるCDのプロモーションのツールとなっていることに起因する。バンドの演奏で出された音がCDの音と異なることが往々にしてあり、それではCDを買おうとする人への訴求にならないという「売る側」の判断と、数多くの楽器が登場し数十本のマイクを用意してバンドの演奏にあわせたセッティングをすることが現実的ではない(それだけの準備の時間を割けない)という番組制作側との判断と、両者の利害の一致と言い換えることもできる。または、音響トラブルの発生はライヴであれば許容できるとしてもTVなどのメディアでは許容できない、というようなコンセンサスの形成と考えることもできる。

「あてぶり」に関するエピソード

  • ハイロウズが「HEY!HEY!HEY!」に登場したときに、全員ロブスターの着ぐるみを着て登場、演奏が流れる中誰も楽器を弾かないというパフォーマンスを行った。生演奏できず、あてぶりをせざるを得なかったのでわざと弾かなかった、という説がある。
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