アルバムタイトルは「エー・ワン」と読む。『A Song for ××』以来で「A」がロゴ表記でないが、これはロゴが登場してからでは初めて。 『Colours』のノリのいいEDM路線から一転、噛み締めるような歌詞を載せたバラードを中心にまとめられたアルバムである。前述のロゴの件や、歌詞カードに部屋の中で静かに過ごしているあゆが映されている点など、『A Song for ××』を彷彿とさせる部分が見受けられる。もちろん作曲家陣も違うし、歌詞の内容を見ても年月を経てこそのものであるのだが、それにしても全体からそこはかとなく感じる、よく似た雰囲気は一体何であろうか。こと歌詞の言葉選びにおいては、胸の奥…