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秋の空を詠んだ短歌  「薄明」の江の島.深紅の遠景と深い青を楽しむことができた夕方でした. 雲はらふあらしに月のみがかれて光りえてすむ秋の空かな 西行  吹かれ来る煙と雲の過ぎゆくが秋澄むそらの暮れてなほ見ゆ 岡麓  ま澄みにも澄みたる空に白雲の湧きそびゆるはこころ足らはむ 斎藤茂吉  秋の空廓寥(くゎくれう)として影もなし/あまりにさびし/烏など飛べ 石川啄木  秋の空呉越も遠き白雲の吹かるるほどのさびしさとなる 馬場あき子

雲多めながら,久しぶりに秋の空が広がった1日でした. 夕方の江の島. 日が沈んで直ぐのいわゆるマジックアワー(日本語では薄明:「うすあかり」ではなく「はくめい」)が始まるころには,東の空も夕焼けが広がります. 西空は,雲がやや多かったのですが,美しい夕焼けと富士を楽しむことができました. 「薄明」の最終盤には,遠くの峰峰の背景は深紅に染まり,空の最後の青さも深みを増してゆきます. 秋の空を詠んだ短歌 (古今短歌歳時記より) 秋霧の晴るる時なき心には立ちゐ空も思ほへなくに 凡河内躬恒 古今集 雲はらふあらしに月のみがかれて光りえてすむ秋の空かな 西行 山家集 吹かれ来る煙と雲の過ぎゆくが秋澄むそ…