人間は、己の話を真摯に聞いてくれる相手に悪い感情は抱かない。(本文より) 『博士の長靴』を書いた瀧羽麻子先生の 10月に発売されたばかりの最新作だわ。 この先生は頻出度◎なんで注目したいね。 父親と次男が占い師という一家の日常を 視点をクルクル変えながら描いていくよ。 正直、序盤は視点の切り替えが早すぎて オレの頭がなかなかついていけなかった。 まぁ、慣れれば大丈夫だったんだけどな。 素材文適性は頻出作の『博士の長靴』を 10とすると6から7ぐらいという印象。 中盤以降には使えそうな箇所がパラパラ。 とくに他人のみならず家族にも無関心と 思われてた長男が関わる場面がいいかな。 技あり選書になり…