荻窪駅近くの屋根裏バル鱗kokeraさんにて毎月開催されている読書会。 わたしは昼の部のレギュラーメンバーとして参加しています。 今月の課題本は 坪内稔典・小西昭夫編『子規百句』(創風社出版)でした。 『子規百句』は坪内稔典さんが選んだ百句が様々な俳人の解説つきで掲載されています。 参加者は一冊読み終えた上で 十句選うち一句特選 を選びました。 わたしの『子規百句』十句選は以下の通りです。 白牡丹ある夜の月に崩れけり(特選) 秋風や大蛇野道に横たはる 冬川や菜屑流るる村はづれ 六月を奇麗な風の吹くことよ 行列の葵の橋にかかりけり 牛部屋に露草咲きぬ牛の留守 漱石が来て虚子が来て大三十日 野道行…