「大久保だんご」と言えば、東京の古い暖簾の一つで、目黒から高輪、白金エリアにかけて3軒ほどある。 和菓子屋と食堂を今も併設している、レアなスタイルがクール。 創業が大正初期という歴史もさることながら、ルーツは同じながら、それぞれが独立した和菓子店&食堂&甘未処を営んでいるのも心惹かれる。 この際だから、3軒ともまわることにした。タイムスリップ気分。 セピア色が似合う、どこか懐かしい店構え(高輪総本店)、レトロ度がマックスの白金店、そしてこの目黒不動尊前にある下目黒店。 それぞれに歴史を感じさせる店構えと中身だが、個人的に私のあんこセンサーにもっともきらめいたのがこの下目黒の「大久保だんご」だっ…