配給:東宝 監督:生野慈朗 脚本:鎌田敏夫 出演:明石家さんま、大竹しのぶ、清水紘治、阿藤快
いこか・もどろか [DVD]
独立独歩を宣言する人物は、鎌田敏夫の作品に男女を問わず頻繁に登場する。その中でも自分の人生を自分で生きる女性像は『男女7人夏物語』(1986)と『男女7人秋物語』(1987)の系譜であり、他の作品以上に強烈ではあった。ただし『いこかもどろか』(1988)の後半では、男性主人公(明石家さんま)を暴行して金を奪った悪徳刑事(小林稔侍)に対して女性主人公(大竹しのぶ)は復讐を誓う。
暴力団の裏金に手をつけてしまった男(明石家さんま)はひったくりで賄おうとするが、その金をギャンブルで困窮する女(大竹しのぶ)に奪われた。再会したふたりはさらなる強盗を実行するも、悪徳刑事(小林稔侍、加藤善博)も絡んで大金の奪い合いが勃発する。