1966年大阪生まれ。
『シーラカンス』 『プラネタリウムのふたご』 『アムステルダムの犬』 『なきむしヒロコちゃんはかもしれない病かもしれない』 『麦ふみクーツェ』 『トリツカレ男』 『ぶらんこ乗り』 『絵描きの植田さん』(絵:植田真) ISBN:4591078523 『雪屋のロッスさん』 『東京夜話』(『とーきょーいしいあるき』改題)
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、いしいしんじの『プラネタリウムのふたご』について語りたいと思います。この作品は、美しい言葉と幻想的な物語が織りなす、まるで夢の中をさまようような一冊です。 『プラネタリウムのふたご』の魅力 『プラネタリウムのふたご』は、プラネタリウムを営む養父母のもとで育った双子の兄弟を中心に展開される物語です。星空とともに生きる彼らの人生は、喜びと哀しみ、そして再生の物語へと繋がっていきます。いしいしんじの独特な文体と、詩的な言葉のリズムが、この世界観を一層際立たせています。 キャラクターの深み 双子の兄弟は、まるで星と星が軌道を描くように、お互いに影響を与…
いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫) 作者:いしい しんじ 新潮社 Amazon 「いしいしんじのごはん日記」 いしいしんじ(著) 新潮社 内容 楽しそうな三崎での生活! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! ジョニデの「エド・ウッド」が好きだという話をしたところ、知人より同じくジョニデのコメディ「ドンファン」をオススメされて観てみました! 史上最低の映画監督を演じた「エド・ウッド」も面白かったですが、自称愛の貴公子、「ドンファン」もかなり面白かった! 若い頃のジョニデの魅力たっぷり、イカれっぷりもなかなか!けど、ジョニデがやると全然許せてしまう! 相手役のマーロン・ブラン…
きんじよ 作者:いしいしんじ ミシマ社 Amazon 「きんじよ」 いしいしんじ(著) ミシマ社 内容 いしい先生の京都での生活が垣間見れる一冊! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 松坂桃李さん主演「雪の花 -ともに在りて-」を観てきました! 簡単に言うと、江戸時代末期、天然痘が福井で流行っていて、それを食い止めるために”種痘”という西洋の予防法を鎖国下の日本に持ち込もうと奮闘するお医者さんの物語。 監督さんは黒澤明監督のお弟子さんで、全作品観させて頂いてますが、黒澤イズムと言いますか、とにかく自然を美しく撮られる方で、本作も無駄にアップやを使う事や、不要なカット割はせず…
プラネタリウムのふたご (講談社文庫) 作者:いしい しんじ 講談社 Amazon 「プラネタリウムのふたご」 いしいしんじ(著) 講談社 あらすじ またもやステキ過ぎる物語! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 昨年読んだあらゆるジャンルの作品の中、一番面白かったと感じた「トリツカレ男」 その作者、いしいしんじ先生の作品を久々に読んでみました☆ 「プラネタリウムのふたご」 いしいしんじ(著) 講談社 あらすじ 星の見えない村のプラネタリウムに捨てられていた赤ん坊は、彗星にちなんだ名前を付けてもらい、プラネタリウムで育つ。 やがて双子はそれぞれの道を歩んでゆき… またもやス…
書こうとしない「かく」教室 (MSLive!Books) 作者:いしいしんじ ミシマ社 Amazon 「書こうとしない「かく」教室」 いしいしんじ(著)ミシマ社 内容 「トリツカレ男」のステキな創作秘話! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 2024年、個人的に一番面白かったのは「トリツカレ男」 その作者の、いしいしんじ先生の創作の秘密が知れそうな本を見つけましたので、読んでみました☆ 「書こうとしない「かく」教室」 いしいしんじ(著)ミシマ社 内容 数々の名作を生み出した、いしいしんじ先生は色々な地方に移り住みながら本を書いていた。 各地での生活と創作秘話が余す事なく綴ら…
雪が積もって、ついに冬到来です。 厳しい寒さが続くので、しっかり防寒対策をして風邪をひかないように注意しなければなりませんね。 さて、先日「書こうとしない『かく』教室」いしいしんじ著を読みました。 上手に書くための指南書かな?という安易な気持ちで手に取った本でした。 でも、この本は、書くためのテクニックを教えてくれるのではなく(もちろん参考になることも沢山ありましたが)、書くことの意味と大切さを教えてくれた本でした。 書くことが生きることに繋がっているということなんですね。 じゃあ、書かない人は生きることを実感できないのか?と言われると、そうじゃなくて、書くことによってより深く生きることを知る…
「風少女」 樋口有介(著) 「トリツカレ男」 いしいしんじ(著) 「季節風 冬」 重松清(著) 「ネバーランド」 恩田陸(著) 「ラヴレター」 岩井俊二(著) 「雪国」 川端康成(著) まとめ こんにちは、ちわぷ〜です! 暑い日、寒い日が毎週の様に入れ替わりあまり季節感が無いですが、暦の上ではもうじき冬! クリスマス、お正月などなど楽しいイベントも多い冬。 11月下旬に早くもスギ花粉の症状が出てしまった私の気分は既に春模様。 というわけで、冬を迎えるにあたって、当ブログでご紹介してきた冬を舞台にした小説の中から、面白かった作品を厳選してご紹介いたします! 作品選びの参考になれば幸いです☆ 「風…
いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」を読んだ。 2年ほど前に読んだ、鯨井あめさんの「晴れ、時々くらげを呼ぶ」の中に出てくる作品で、それでタイトルは知っていた。 6月にいきつけの書店のひとつをふらついているときだった。 元々目当てだった雑誌を手に取って、特に目的なく文庫本のコーナーをたぶん20分くらいうろうろして、その間ピンとくるものは特になくて、今日はこの雑誌だけ買うか~と思おうとした瞬間、この本の背表紙が視界に入ってきて、気づけば手を伸ばしていた。 今までにないくらい、強烈な目の合い方だった。 私はその時に読む本を選ぶときは「今はこの本が私に読みたがられている(?)」みたいな感覚があ…
「進々堂」さん、創業110周年なんだそうです。 友人が110周年記念で配布されているいしいしんじさんの「クロワさん」を持ってきてくれました。 いしいしんじさん、京都在住の作家さんだそうです。 今までも3作、進々堂さんのために書き下ろしを書かれているそうで、この「クロワさん」が4作目だとか。 今はその3作が読めないのは残念です。 進々堂さん、そのうちいしいしんじさん短編集でも出しません?^-^; さて、その「クロワさん」ですが、なかなかにぶっとんだお話でした。 SF? ん〜、どちらかというと大人が読む童話という感じ? クロワッサンいただきながら、月旅行のことでも考えましょうかね? 去年の12月か…
ポーの話 (新潮文庫) 作者:いしい しんじ 新潮社 Amazon 「ポーの話」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ 大人になるって長編ファンタジーを読む体力が無くなる事なのかも知れない まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 工事の騒音がひどく、日中の仕事が難しい日があるから原付を買って外に仕事場を探すという計画を話させて頂きましたが、騒音の原因が判明! なんと今住んでいる家の手を伸ばせばすぐ届くくらいすぐ横にバイパスが通る為、立ち退きで周囲の家を建て壊していたり、その反対にバイパスに合わせてその周りに家を建てまくっているという事でした! しかも、この工事の計画は何と50年…