若者の造語を生む力 妻の追悼コンサート「いのちのうた」の翌日、体が鉛のように重く、ずっと横になっていた。 夕方は、娘の親友しおりちゃんがやって来る。しおりちゃんは、いつも僕の手料理を楽しみにしてくれている。だが、体がきつい。食材も買ってきてない。 しおりちゃんには申し訳なかったが、夜は近くの居酒屋に行くことにした。 外食を楽しんだ帰り道、3人で記念撮影。 その直後、まだ午後9時前だというのに、睡魔が襲ってきた。 「ああ、眠い。風呂に入りたくないなあ」 僕がそうつぶやくと、しおりちゃんがこう言った。 「1日ぐらい全然問題ないですよ。無理せず、風呂キャンセル界隈で」。 「何なの?そのワード」と尋ね…