小西弘一さんの書いた三兄弟の絆の物語です。 弘一さんの弟二人俊二さんと利三さんが筋ジストロフィーです。 三兄弟が施設から自立しようとする苦しさ等がまとめられています。 とにかく時系列がわかりずらく読むのに苦労しました。 いつどこで、だれがどうした。 という表現はほぼなく、「どうした」という説明だけで進んでいくので「いつ」「どこ」で「だれ」が「何」をしているんだ? と混乱しながら読んでいました。 メインの主役も三兄弟で入れ替わるのでわかりにくい。 行政に対する申し出などもあったのですが、福祉の世界では住んでいるエリアによってかなり違いがあるので都道府県だけでも出してもらえたら良くわかったのですが…