あらすじ 「ゾンビが(中略)死ぬ」 「全編POVで描く地獄めぐりの旅へようこそ!」。そう謳うパッケージが品質保証する通り、本作は80分間を虚空に投擲する地獄である。この手の作品のレビューで何度か言及しているような気がするが、結局POVという作品形態の大多数は、臨場感だの没入感だのといった言葉を免罪符として、構図やカメラワークといった映像文法に係る労力のコストカットを試みる映画界の清水正孝による汚物であると言えよう。 こんな映画を見るぐらいならバイオハザードの7とか8で遊んだほうがいいと言ってしまいたいが、それで終わらせるのも敗北主義に等しいのでいつも通り感想を述べていく。本作の筋はある日突然ゾ…