うつ病は、憂うつが日常生活にまで支障を及ぼす状態になったものですが、病気としてのうつ病なのか、単なる一時的な落ち込みなのかは、周囲はもちろん本人でさえ気付きにくいものです。 通常は、医者からいろいろと問診されることで、うつ状態の尺度を測のですが、この問診には実は決まった質問項目があるのです。 この質問項目を知っておけば、自分の抱えるいろいろな症状が病的なものかどうかが、ある程度掴めてきます。 医者が使っている診断基準は、WHOの国際疾病分類である「ICD-10」や、アメリカ精神医学会の「DSM-IV」が主になっています。 以下は「DSM-IV」による診断基準の一部です。 次のうち5項目またはそ…