高橋留美子の漫画およびテレビアニメシリーズ『うる星やつら』を原作とした劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作。
1984年2月11日東宝邦画系公開。押井守監督の初期代表作。
目黒シネマで。ハロルド・ライミス督。1993年。 長らく観たかったタイムループもののクラシック。公開時点は佳作という程度だったものが月日を経て評価が高まっていった感じか。 哲学的側面にフォーカスしたいビル・マーレイとロマンティックに仕立てたいハロルド・ライミスが衝突、製作は難航し、20年来の関係も崩壊したとのことですが、良いバランスでまとまっているのでは。 同じ1日を繰り返している間に何故に善人になっていくのか。エゴを満たすことにも飽きて倦んで絶望し、自死を繰り返した後に、「どうせなら」という感じで善行を試みるようになる流れに説得力がある。仏教的という受け止めもあるよう(フィル=菩薩)。 毎朝…