おこげとは、異性愛男性と向き合えず、ゲイの男性に付きまとう女性を指す用語。同名の映画「おこげ」(1992年、中島丈博監督)が公開されたこともある。
ゲイバーなどにやってくる女性は、ゲイについて「女性の気持ちを解ってくれ、癒される」などとよく口にする。しかしゲイの中にはおこげを必ずしも快く思っていない人もおり、ゲイは女性のお守や癒し道具ではない、癒し道具扱いするのは性的少数者を侮辱している、という批判も存在する。
ゲイバーやゲイナイトなどではゲイ男性にボディタッチしたり、卑猥な言葉を投げかけるなど、セクハラをする女性もおり、オーストラリアの裁判所は2011年、ゲイバーが女性の入店を禁止することを認める裁定を出した。ゲイバーに来た女性客がゲイ男性に性的に近づき、ストレート(異性愛)に戻そうとして不安にさせるため、ゲイバー側が性差別を禁止する法律に抵触しない形で女性の入店禁止が認められるよう申し出ていた。
ゲイにとって女性は同性。異性愛者の女性が同性の女性から性的に言い寄られたら嫌なのと同じで、ゲイも女性から言い寄られることはレズられたり、レズセクハラを受けているのと同じである。自分の我欲のためだけに行動せず、性的少数者への配慮が求められる。
男性同性愛者と一緒にいる女性。
お釜(オカマ)にくっついてる状態から、この名がついた。