米国に向かう移民キャラバン 南北問題というものがある。地球の北半球に多くの先進国が、南には発展途上国があり、その格差が問題であるという事である。しかしそれは、先進国の多くが、実は発展途上国を支配し(かつては武力で今は経済的力で)、途上国を搾取してきたと言うことであった。 この格差が、今は、移民の南から北への移民・難民の大量移入をもたらし、先進諸国で大きな問題となってきている。 上の写真は、米国に向かうメキシコ方面からの「移民キャラバン」のものである。まるで大河の流れのような人のうねりである。この中には、実は、治安や経済状況が悪い中南米諸国からだけでなく、中国をはじめ世界各地から来ている人々もい…