スーパーカブ開発の最終段階で本田宗一郎さんが言った言葉「これはそば屋さんの出前持ちが、そばを肩にかついで片手で運転できるバイクだ」というのは有名な話だろう。 その為、左手でのクラッチ操作を省き、自動遠心クラッチの採用、ギアチェンジもシーソーペダルを採用している。 そして、1958年に誕生したスーパーカブ。 記憶にあるのは、おそば屋さんに出前注文をするのはだいたい土曜日か日曜日。当時、土曜日も午前中は学校の授業があった小学生時代…。 おそば屋さんがおそばを配達した後、スーパーカブで走り出した後、2速にギアアップさせるためにペダルを踏みこむ際に聞こえる「カコン!」というなんとも言えない音が懐かしい…