1粒の大きさが4ミリ程度と小粒で、表面は黒く中身が乳白色をした小豆。古代小豆とも。
食物繊維やポリフェノール、ビタミンB群などを豊富に含む。
石川県河北郡津幡町倶利伽羅地区の町おこしとして、アイスやお茶の原材料として加工されている。
正式名称はヤブツルアズキ。
藩政期に現在の小矢部市で大池の堤防がたびたび崩れ、大水害が相次いだ。村役人のお手伝いとして働いていた「おまん」という娘が工事で人柱となって以来、決壊しなくなり、コメが無事に収穫できるようになった。おまんが生前、腰にぶら下げていた籠からアズキが落ちて大池に自生し、農民が謝意を込めて「おまん小豆」と呼ぶようになった。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20130626/CK2013062602000041.html