年があけました。 新年を寿ぎたいのは山々なれど、内外の情勢、自然界の動き、どこを見ても、チャレンジングなことばかりですね。 ところで、小林一茶の俳句集に「おらが春」があります。有名ですよね。 これは、一茶57歳の元旦から大晦日までの一年間の出来事を詠った句を集めたもの。 そのなかで、冒頭にでてくるのが有名な「めでたさも 中くらいなり おらが春」 これには前書きがあって、我が家は風が吹けば飛ぶようなあばら家にふさわしく、門松も立てず掃除もしないで、ありのままで正月を迎えていると記されています。 ちょっと侘しいですが、でも、貧しい中にも一家揃って無事に新年をむかえた喜びが伝わってきて好きです。 マ…