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おんめさま

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アセビ(アシビ 馬酔木)を詠んだ短歌  磯の上に生(を)ふる馬酔木を手(た)折らめど見すべき君が在りと言はなくに 大伯皇女  池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を扱入(こき)れな 大伴家持  庭隈のあしびの花に夕雨のあかるうそそぐ見つつ語らふ 佐佐木信綱  のぼり来し比叡の山の雲にぬれて馬酔木の花は咲きさかりけり 斎藤茂吉  水の辺の馬酔木の若木小さけれどほのかに群れて花つけぬらし 北原白秋  来る道は 馬酔木花咲く日の曇り—。大倭(ヤマト)し遠き 海鳴りの音 釈迢空

鎌倉に所用で出かけました. 少し早く着いたので,鎌倉駅からすぐのおんめさま(大巧寺)へ.鶴岡八幡宮の二ノ鳥居近く, 大好きな,このブログでも一番多く取り上げてきた寺院. いつ行っても花に出会えるお寺です.今日であった花々は: ヤマザクラとトキワマンサク. ヒメツルソバとタンポポ. ヤマブキ. ヒメウツギ.こちらはまだ蕾.もうすぐ花開きそうです. ハナニラとオオツルボ(ワイルドヒヤシンス). リキュウバイ(ウメザキウツギ). ヒルムシロ. ザクロの芽とマツの蕾. そして アセビ/アシビ(馬酔木). アセビは,この時期,鎌倉のお寺・寺院では必ずと言っていいほど出会う花.個人のお宅の門の横や垣根の横…

椿を詠んだ短歌2  椿を求めて,鎌倉大巧寺(おんめさま)と妙本寺へ行って来ました.おんめ様の境内には,沢山の種類が植えられています.また,妙本寺には,鎌倉で最も美しいと私が勝手に思っている椿があります. 白椿そのあざらけし黄の蕊(しべ)に手触れつつわれのこころ妖し 坪野哲久  椿一枝(いっし)おく空席を探さむに気配けはしき聖晩餐図 塚本邦雄  貧寒の生にはあらずわれの掌(て)に鋏鳴り白玉椿一枝 富小路禎子  落椿くれなゐくらき地の上を雷は東に射抜きてゆけり 角宮悦子

今日は快晴.椿を求めて,鎌倉大巧寺(おんめさま)と妙本寺へ行って来ました. 藤沢へ引っ越して初めてのおんめ様. ちょうど利休梅が咲き始めたところ.最も好きな花の一つです. おんめ様の境内は狭いのですが,沢山の種類が植えられています.また,妙本寺には,鎌倉で最も美しいと私が勝手に思っている椿があります. 先日の大船フラワーセンターの椿が,期待をやや下回っていたので,引っ越し手続きのついでに,この三年間最も足繁く通った寺院に足を伸ばした次第. 次の画像は初めの一組がおんめ様,後の二組が妙本寺の椿.妙本寺の二組目の椿が私が勝手に「鎌倉一」と思つている花になります. 以前にも書いたように,また,多くの…

梅の花を詠んだ短歌2  鎌倉妙本寺の紅梅は五分咲き.白梅はまだ咲き始め.おんめ様(大巧寺)では,水仙・木瓜・椿も咲き,白梅は小さい方の木では五分咲きといったところ. この寝ぬる朝明(あさけ)の風にかをるなり軒端の梅の春の初花 源実朝  梅の花わづかに開く春寒の静かなる家に人を待ち居り 伊藤左千夫  としふりて幹のなかばに朽ちてなほ花咲く梅に品ぞそなはる 岡麓  しんむじやう——白拍子にて囃されよ色即是空梅咲けるなり 馬場あき子

鎌倉は今日も冬の青空が広がった1日でした. お店を休止中なので,今日も晴れた午後の散歩.一昨日も訪れた妙本寺.そして大覚寺・大巧寺(おんめさま)のおなじみのコース. 妙本寺のロウバイは8分咲き.昨日訪れた宝戒寺では蕾でした. 紅梅は五分咲き.白梅はまだ咲き始め 妙本寺の参道の石畳には,セグロセキレイが. 人を恐れる気配がなく,かなり近づいても逃げません.歩き方も可愛い! 本覚寺のセンダンの実も少なくなってきました, おんめ様の小径.冬とはいえ,ロウバイ,スイセン,ボケとかなりの種類の花が咲いています. ツバキも咲き始めていました. そして,梅. 大きい方の木は,まだ咲き始めでしたが,小さい方で…

海蔵寺まで秋みつけに行って来ました.夏から咲いている花の加え,タマスダレ,シュウメイギク,さらにはシオンといった秋の花もしっかり咲き始めていました.コムラサキも色づいて秋の風情.そして,海蔵寺といえば萩.山門脇の萩は,咲き始めたばかりでしたが,境内の株は,かなり開花が進んで,三分咲きといってよいかと思います. 萩原を朝たちくれば枝はさもをればをれよと花咲きにけり 和泉式部  萩の花暮々までもありつるが月出でて見るになきがはかなき 源実朝  

午後,鎌倉海蔵寺まで散歩. 夏の名残を残した花たちに加え,秋の花も咲き始めていました. ハナトラノオは夏から咲いている花ですが,タマスダレは秋の花. タカサゴフヨウは夏の花.トキワマンサクは春の花ですが,秋にも咲くようです. シュウメイギクは夏の終わりから咲き始め10月までは咲いてくれます. キバナコスモスは,コスモスの名前がついているのに,夏から咲いていますね. 関東でもすっかり当たり前になったツマグロヒョウモンが,蜜を求めて花から花へ飛び回っていました. 海蔵寺は萩の寺としてもよく知られています.秋を探して歩いた今日の目的の一つは,「萩は開花しているか」です. 遠くから見ると,開花はまだの…

ムラサキシキブ(シソ目の植物6/シソ科第一回) ムラサキシキブ属はシソ科の一番端に位置し,以前はクマツヅラ科.鎌倉のおんめ様のコムラサキの花が咲き始めています.名札はムラサキシキブとありますが,一般に,販売名ムラサキシキブの多くはコムラサキ.江戸時代,実紫・玉紫を植木屋が紫式部と命名して売っていたのと似ています.「紫式部」は良い名前です.なお,非公認ですが,ムラサキシキブには止血,抗菌作用があるとされ,アメリカン・ビューティーベリーに蚊に刺されるのを防ぐ効果があるとされてきたとのこと.

シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ. 今日は第六回(シソ科第一回) 以後しばらく,シソ目の中心となっていると言って良いシソ科の植物を取り上げていきます. ムラサキシキブ シソ科といえばハーブ類を思い起こしますが,ハーブ類はほとんどがイヌハッカ亜科に分類されています. ムラサキシキブ属はシソ科の中では一番端に位置し,少し前はクマツヅラ科に分類されていました. 今日暗くなってから,おんめ様(鎌倉大巧寺)の小径で撮った,コムラサキの花です. 丁度咲き始めたところでした. 秋になると紫色の実が沢山なって,境内を彩ります. 昨年撮った画像です. (以下の画像,そして内容も昨年の秋に…