レオンとお別れする直前に 息子とふたりの時間がちょっとあって、レオンとの時間を惜しみながら 「二晩のうち一晩はレオンの横に寝るのを変わってあげればよかったね」というと 「僕はレオンといっしょに寝たことがないなぁ」としみじみと言う ごめんよ、気遣いできなくて… 「レオンは僕のことどう思っとったんやろ?一緒に住んでいないし、たまに帰ってくるだけで」 そんな言葉を聞くと切なくなって… 「感謝していると思うよ、車椅子すごく気に入っていたしね」 息子が見るに見かねて用意してくれた車椅子 あっというまに慣れて 車椅子から抱き上げると「ひえーんひえーん!」と声をあげて嫌がってたし 車椅子のまま熟睡してしまう…