餅つき 年末に、妻と買い物に出かけた。 だいたい、買い物が決まったところで、まだ「おもち」がないことに気がついた。 売り場を探していたら、伸し餅が積んであるところを見つけた。 一枚2,100円だった。 妻は、おもちが大好きである。 もちとせんべいがあれば、ごはんはいらないんんじゃないかと思うくらいである。 妻の育った東京では、おもちは和菓子屋とか米屋で買うものだったのだろう。 秋田の農村で育った私にとっては、もちは家でつくものだ。 父が出稼ぎで不在だった我が家では、母と私で餅つきをやっていた。 たぶん小学生のころから、私が杵をもってついていた。 年末の30日、何臼ついただろうか。 普通の白いお…