「誰も傷つけない笑い」がもてはやされる今の時代。テレビ番組の視聴者の鼻は敏感に「悪意」を嗅ぎつけ、どんな番組も「悪意」の取り扱い方を誤れば、ネット炎上する。 でも、お笑いと「悪意」は不可分だ。お笑い番組は必ずどこかで「悪意」のはけ口を探している。 そんな中、先週の『テレビ千鳥』が放送していた「カレー粉かけたら何でも旨いんじゃ!第二弾」が巧妙な「悪意」のはけ口を用意していた。 tver.jp 別の企画でケンドーコバヤシが、枝豆にカレーをかける料理を作ったことをきっかけに生まれたこの企画。タイトルのとおり、呼び出されたお笑い芸人らの自慢の手料理にカレーをかけて試食するのだが、重要なのは、料理を作っ…