元ソ連大統領のゴルバチョフ氏が死去した。 NHKニュース7より 彼が表舞台に登場して共産圏が崩壊するなかで、私たちは社会主義像をめぐって考え、悩んだ。感慨深い。 情報公開と複数性を認めたらソ連型(コミンテルン型)の社会主義はもたないだろうとは思ったが、あれほど急激にガラガラと共産主義体制が瓦解するとは驚きだった。 共産党の書記長つまり権力の中枢にゴルバチョフがついて、ど真ん中から体制を食い破っていったわけで、なぜあんなことが可能だったのか、今でも不思議だ。あれ以来、北朝鮮や中国でも、体制の内部から、ゴルビーのような「鬼っ子」が出現してくれないかな、といつも思っている。 ノーベル平和賞を90年に…