休憩後、浴衣に着替えた。 部屋に置いてある色かごに タオルを入れて、公衆風呂に向かう。 フロントで小さな紙の無料券をもらい、 玄関にあった下駄をはいて外に出る。 ほんとに旅館の目の前に 小さな木製小屋の公衆浴場があった。 入り口の年代物の金属ボックスに その券を入れる。 一般の人は200円と書いてあった。 まあお金入れなくてもわかないね。 引き戸をあけるといきなり風呂。 そういえば、髪や体は洗わないこと と注意書きがあった。 確かに、浸かるだけだ。 一人中に人がいた。 まず、お湯を体にかけてからと思い 桶ですくってかけた。 びっくりするほど熱い。 そーと足から入る。熱い、熱い。 体がびりびりす…