かか 宇佐見りん カバーで覆われていて初見はわからなったけど、表紙は赤く、見返しも、スピンまで赤。 一般に赤でイメージするポジティブなものでいえば恋愛だろうか。 この本での赤といえば血だろう。それもどちらかといえばネガティブな意味合いで。 こういう言い方が正しいかはわからないけれど、男性よりも女性は血と密接なかかわりがあるのだと思う。 保健体育で習うように知識としてあったとしても知っているわけではない。 そういう意味で、最初の序章というか、金魚の話も全然ピンときてなくて、なんだか幻想的な話かな、それともお湯で金魚が弱って怒られたんかなとか、的外れなことばかり思っていた。種明かしでようやく、ああ…