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かくれ不眠

(サイエンス)
かくれふみん

慢性的な不眠ではないが、睡眠に悩みや不満を抱え、日常生活に影響があるにもかかわらず、その認識が低い状態。
例としては、「毎日ではないが布団に入ってもいつまでも眠れない」「ちゃんと寝ているはずなのに、朝に疲れが残っている」など。
不眠をひき起こす主な原因に、ストレスや、まじめな性格、昼夜逆転などの生活リズムの乱れなどがある。

睡眠の役割

睡眠は休息だけではなく、情報や記憶の整理、体の成長や修復などにも大きく関わっているため、健康維持のための重要な要素のひとつである。

  • 記憶や体の修復といった基本的な役割
  • 浅い眠り(レム睡眠)の時には、脳は起きていた時と同じように働いており、起きていた時に得た必要な情報や記憶を整理している。実際に、レム睡眠をとらないと語学や技能の習得、学習能力などが落ちることが知られている。
  • 深い眠り(ノンレム睡眠)に入ると、脂質やタンパク質、骨などの代謝などに関わる成長ホルモンがさかんに分泌される。これは、子供の場合は体の成長に大きく関わり、また大人の場合は、組織の修復作用などによる疲労回復に関わっていると考えられている。
  • 睡眠不足になると、血圧上昇・虚血性心疾患リスク増大などの循環器機能の低下、肥満などの脂質代謝機能異常、免疫機能の低下・異常、認知症発症リスクの増大などのような健康被害を被る確率が高くなることがわかっている。

かくれ不眠ラボ 睡眠改善委員会

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