☆☆☆ 労働者の友となった苦労の王様 ☆☆☆☆ 🌹ソウルにいた時と同様、東京でも行かない所がないくらいあらゆる土地を歩き回りました。友人が日光のような景勝地を見物に行くときも、私は一人残って東京市内の至る所を歩いて回ってみました。見た目はきらきらして華やかでも、♦東京の街もやはり貧者の天下でした。♦私は家から送金されたお金を皆、貧しい人々に分け与えました。 🌹その時代は誰もがお腹を空かせていました。留学生の中にも苦学生が大勢いました。♦私は一か月分の食券が手に入ると、全部持って行って彼らに渡して「食べろ、思う存分食べろ」よ言ってすべて使い果たしました。♦自分ではお金の心配はしませんでした。どん…