晴れた日に、自分の影をじっと見つめて(10秒ぐらい)から空を見上げると、空に自分の形が白い影として映って見える現象を利用した遊び。 あまんきみこ作の、戦争をテーマにした童話「ちいちゃんのかげおくり」に登場する。 この作品が小学校の国語の教科書に載ったことから有名になった。 あまんきみこ氏の言によれば、この遊びは氏が子どものころにやったものだが、この遊びには当時名前がなく、「かげおくり」という名前は、作品を執筆するにあたり、氏自身が色々と考えた末に思いついたものだという。
私は「ちいちゃんのかげおくり」という本を読みました。 国語の教科書にのっていたからです。 この本は、ちいちゃんという女の子が戦争の中で家族と離れ離れてになってしまい、最後には亡くなってしまうというお話です。 私はこの本を読んで暗い物語だと感じました。 どうしてかというと、出てくる絵に色がなく、白と黒だけで描かれていたからです。白と黒だけだと暗い印象が伝わってきます。また、絵の中の登場人物が笑っている表情が一つも出てこなかったことも暗い物語だと感じた理由です。楽しい場面の絵にさえ後ろ姿になっていて笑った表情はありませんでした。だから絵を見ても私は明るい気持ちになりませんでした。 暗い物語の中にも…
『活版印刷三日月堂』シリーズの2作品目です。 最初のお話に出てくるのは、あまんきみこさんの『車のいろは空のいろ』。タイトルは忘れていましたが、タクシー運転手の松井さん、そして、空色のタクシー。「これは、レモンのにおいですか?」「いいえ、夏みかんですよ」で、国語の教科書にあったなと懐かしくなりました。一方、タイトルもしっかり覚えていた『ちいちゃんのかげおくり』も同じあまんきみこさんだったというのは、本書を読むまで、気付いていませんでした。国語の教科書に載っていた作品、いいものばかりだったんだろうなぁ。今でも、青空を見ると『ちいちゃんのかげおくり』を思い出すし、教科書ではなかったと思うけれど、会社…
松井五郎さんが運転する空いろのタクシーには、 ときどき、ちょっと変わったお客さんが乗ってきます。 ちょっと不思議なお客さんといったほうがいいでしょうか。 そんなときでも松井さんは、快くタクシーを走らせていきます。 するとタクシーは、ときどき不思議な場所へと走っていって・・・。 車のいろは空のいろ 春のお客さん/あまんきみこ作/ポプラ社 お題「我が家の本棚」 春のお客さん 林のそばのほそい道を、空いろのタクシーが走りだしました。 「なの花橋のちかくの、いずみようちえんまでおねがいします。」 客せきでそういったのは、わかいおかあさん。そのそばに、小さい男の子が五人、そっくりのまるい顔をならべていま…
不朽の名作「はだしのゲン」 はだしのゲンで一番印象に残っていた話 はだしのゲンを30年ぶりに読んでみて ゲンの母に感情移入する (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 不朽の名作「はだしのゲン」 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、頭の一部で常に戦争のことを考えている状態の育児猫。 www.ikujineko.com www.ikujineko.com 3週間くらい前から、ほぼ毎週子供たちを連れていく図書館で、歴史のコーナーの一角においてある「はだしのゲン」が気になって気になって仕方ありませんでした。 3週間前は子どもたちの本だけで…
今週のお題「引っ越し」ということで、 どうも、生まれてから引っ越し経験のない避野です。 もう春の気候がなんとなくその影を見せて、というか花粉のせいで強制的に春の到来を感じざるを得ないです。 花粉症なんてなければもっと春のこと好きになれるのに… なんて少女漫画のセリフみたいなこと言うとりますが、春といえば出会いと別れの季節。 進学、就職、その他切替、転換の季節”春”ですのできっと世の中の不動産屋はここぞとばかり忙しくしていることでしょう。 さて、冒頭言いましたが私避野は引っ越し経験がありません。 進学も地元ですし、就職も一人暮らしするほどの距離でもなかったので貯金のため実家暮らしを続け親や祖母の…
こんにちは☆ 連日、ウクライナとロシアの戦争のニュースをやっている中 子どもたちからも今起きていることはなんなのか、と疑問が出てきているかと思います。 答えもない話になるかと思いますが 私は子どもたちに戦争について話をしています。もちろん、子どもにそんなこと教えるなんてありえないわ!という意見もあって、それも正しいと思います。 けれど、戦争はいつどこで誰が巻き込まれるかなんてわからないことなんだと私は思っています。 そして被害にあい、傷つくのは立場が弱い女性や子どもたちである とも思っています。なぜ自分たちがこんな目にあわなければならないのか?理由もわからず今も被害を被っている子どもたちはウク…
2/4 朝 朝起きてじゃがりこを食べた。 昼 昨日買ってきたマンデリンを淹れて飲んだ。苦いというより渋い。抽出の仕方を忘れてしまったのでまた練習しなきゃなという気持ちになった。 夕方 カーテンを開けたら良い感じに日が暮れていたので散歩してたんだけど、お腹が減ってきて目の前にあった中華屋さんに入った。 町中華を食べて安達がバイトしている場所の質感を掴むなどをした(日記)— 消尽 (@n_exhaustion) 2022年2月4日 こなれた雰囲気と数人の常連っぽい客。角に鎮座してるテレビを全員でぼんやり眺める時間があり、ただのニュースを誰かと観るという経験を久々にやった感覚がある。 餃子、ラーメン…
節分の日、多くの家では子供達によって「鬼は外!」と楽しい豆まきが行われます。 けれど、2月の寒空の下、居場所を追われた鬼はどこへ行けばよいのでしょう? そもそも、鬼って本当にみんな悪いモノなの?? そんな疑問を忍ばせた『おにたのぼうし』は、黒鬼の子供おにたが主人公。 おにたはとっても心の優しい鬼なのに、世界はおにたに優しくありません……。 最近の絵本はハッピーエンドで終わる事が多いですが、50年以上前に出版されたこの絵本の後味はビター。 真心を誰にもわかってもらえぬおにたのいじらしさが胸に迫る名作です。 あまんきみこさんが紡ぐ切ない物語、いわさきちひろさんが描く心を震わせる絵の相乗効果で、おに…
2021年9月末までの公文進度一覧表基準認定証を長男、長女、次男、次女がもらって帰ってきていました。 忙しさにかまけて、ゆっくりと見ていなかったので、冬休みも終わり生活のリズムも通常に戻ったので見返してみることにしました。 今回は、この進度一覧表基準認定証について書いていこうと思います。 長男の認定証 長女の認定証 次男の認定証 次女の認定証 今年度(2021年度)も残りわずか 長男の認定証 長男の認定証です。 英語は3学年以上先学習をキープできています。 英語の進度はというと、LⅡ10で、高校相当の学習内容です。 すでに高校教材を学習中なので、特に先に先に進もうとは思っていません。 それに、…
発達障害の長男は現在、小学校の支援級知的クラスに在籍しています。 小学校は各学年3クラスほどの、中規模校、といっていいのかな。 とある田舎の住宅街にある、おんぼろ校舎、昔ながらの小学校です。 支援級は知的と情緒、それぞれ2クラスずつ。 支援級の定員はクラス8人ですが、ほぼ定員。 ただ、基本的に国語・算数のみ支援級、残りは普通級で受けるため、 クラス全員が支援の教室に揃う、ということはなかなかありません。 そんな状況でも、長男はほぼ全ての時間、支援級にいます。 転導性が高すぎて気がそれるとアレコレいたずらしがちなうえに、 一斉支持も通りにくいため、集団での授業が難しいからです。 他の支援級に在籍…
展覧会 冨安由真個展『The Doom』を鑑賞しての備忘録アートフロントギャラリーにて、2021年12月17日~2022年1月23日。 冨安由真の個展。インスタレーション《The Doom》を中心に、絵画7点、立体作品2点なども併せて紹介。 《The Doom》と題されたインスタレーションは、旧山手通り側が全面ガラス張りの壁面になっている展示空間に設置されている。そのガラスの壁面越しに、白い壁紙の貼られた洋間が設えられているのが見える。奥側の壁面が狭い台形のプランであるとともに、奥から手前側に下りの傾斜が付けられていることで、奥行きが強調されている。奥と(奥に向かって)左手の壁には窓があり、レ…
今日、ご紹介するのは児童書です。 >力をこめた紹介記事☆超絶☆名作 >今日の一冊 軽くご紹介 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 今日の一冊 くるみわり人形北見 葉胡 (イラスト), E.T.A. ホフマン (著), 村山 早紀 (著) クリスマスの日、マリーは、おくりものの中に、りっぱな服に身をつつんだ、くるみわり人形を見つけます。すっかり、このお人形が気に入ってしまうマリー。しかし、真夜中になると、家の中で音がきこえ、おどろきの光景を目にすることになります……!世界中で愛され読みつがれてきた名作に、現代の児童文学作家たちが新しい命をふきこんだ、ポプラ世界名作童話シリーズ。 今日の一冊「くるみ割り人形」クリ…
今日、ご紹介するのは児童書です。 >力をこめた紹介記事☆超絶☆名作 >今日の一冊 軽くご紹介 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 今日の一冊 とぶ船ヒルダ・ルイス (著), ノーラ・ラヴリン (イラスト), 石井 桃子 (翻訳) ピーターがある日、うす暗い小さな店で手に入れた古い小船は、なんと魔法の「とぶ船」でした。ピーターたち4人きょうだいはこの船で、エジプトやウィリアム征服王時代のイギリス、北欧神話の世界にまで冒険旅行をします。 大人が読む児童書「とぶ船」 児童書は世界へのとびら 2 古い、うすぐらい小道のうすぐらい店に魔法は待っている 3 あのトトロに影響?病気のお母さんのエピソード 7章では、ノルマン…
今日、ご紹介するのは児童書です。 >力をこめた紹介記事☆超絶☆名作 >今日の一冊 軽くご紹介 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 今日の一冊 トンデモネズミ大活躍ポール ギャリコ (著), グレアム・ジョンストン (イラスト), 矢川 澄子 (翻訳) 陶芸職人が酔っぱらって作ったトンデモネズミ.時計が13時を打つと動き出して奇想天外な旅に出ます.行くさきざきでゆかいな事件をまきおこすトンデモネズミの冒険ものがたり. トンデモネズミ、名前をよく聞くのにまだ読んでなかったなあと思って、岩波文庫の棚から引っ張り出して借りてきました。 よくあることですが、ちゃんと見もせず、適当に借りてきて、開いてみてあらびっくり。ポ…
こんにちは!! デビッドです!! 今回は母が予約して借りた「戦争と平和のものがたり」という本を読みました。 その中で特に泣いたのは(本当に泣いた)「ちいちゃんのかげおくり」と「一つの花」です。 やっぱりこの本は日本語がわかりやすくて読みやすいし、なにより「一つの花」の中でコスモスの花がたくさん咲いてたのは泣きました。 以上!! 最後までみていただきありがとうございました!! https://www.amazon.co.jp/戦争と平和のものがたり1-ちいちゃんのかげおくり-西本-鶏介/dp/4591143716/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=16BZ0M8DR…